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「THE NEXT GENERATION -パトレイバー-」は酷評の通り?

時丘です。
先日、実写化された「機動警察パトレイバー」を観てきました。

機動警察パトレイバー(1) (少年サンデーコミックス)機動警察パトレイバー(1) (少年サンデーコミックス)
(2012/09/25)
ゆうきまさみ

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原作……この作品において原作を簡単に言い切れませんが、
発表時期の早さで言ったら、上記のゆうきまさみ先生が描かれていた漫画が最初になりますね。

もともとこの作品は
漫画・アニメ・小説と、メディアミックスとして制作され、
原作はヘッドギアである。

ヘッドギアさんは
ゆうきまさみ(原案・漫画)
出淵裕(メカニックデザイン)
高田明美(キャラクターデザイン)
伊藤和典(脚本)
押井守(監督)
こちらの錚々たる皆様で構成されています。

原作がヘッドギアというならば、
五人の方々、皆様が原作者ですね。



さて、僕自身、パトレイバーは漫画から入りました。
まあ、パトレイバー連載時期は僕が生まれた翌年なので、
そこから10年、20年経ってから、読み始めたわけですが、

元々、SF好きもあって!ハマりましたね!
全22巻を一気に買ってしまったなぁ……(暑い夏を思い出しながら遠い目)

物語は
1980年代から10年後を世界を描いた作品。
その時代にはロボットが実用化され、汎用多足歩行型作業機械「レイバー」が様々な作業に使われている。
その「レイバー」による犯罪対策として、警視庁は「特車二課」こと「特科車両二課中隊」を設ける。
そこのパトロール「レイバー」、つまり「パトレイバー」。
「特車二課」の隊員たちの物語が描かれている。

これがメディアミックス、各作品の基本でしょうかね。



さて、今回の実写化「THE NEXT GENERATION -パトレイバー-」ですが、
ネット上など、様々なマイナス批判が多く、
どんな映画になっているのかドキドキしながら見に行きました。

Patlabor_pan

パンフもカッコいいですね。

さて、ネタバレしない程度に

本編は、
第一章
エピソード0「栄光の特車二課」
エピソード1「三代目出動せよ」
です。

エピソード1のタイトルの通り、
今回の実写化は、これまでの作品のリメイクではなく、
古参のファンには残念ながら、慣れ親しんだキャラ達の三代先(特車二課の隊員的に)の物語となっております。
時代も1990年代から、2013年を舞台に、特車二課の隊員の物語です。

いや、古参キャラはいますよ!
原作(この実写以外の物とさせて下さい)では整備班員だったシバシゲオ!
今では、班長として整備班を支えております

……てか!
実写版で演じられている方は、
アニメ版、シバシゲオの千葉繁さんではありませんか!

シバシゲオが、二次元から飛び出してきたのかってくらいの、
見事なキャスティングですね!



本編ですが、
どこまでがネタバレじゃないのか……
それ気にしてたらレビューのしようが無いので、
ここから先は皆様の自己責任で!



本編について語る前に、
まず、観終わった感想。

ネット上で大分、酷評でしたが……

ん?
そんな悪くないぞ?
むしろ、笑いありで、面白かった。
そして、さすがミリタリー好きの押井監督。
メカ類の造形も見せ方も演出もカッコいいじゃないですか。

脚本家目指している身として、脚本も悪くないかと。
ちゃんと一般層向けに出来てますね。

そこです。
「一般層向け」
これですよ。

多くの酷評は、原作に熱い思いを抱いている方々の嘆きなんです。

え?
原作好きの時丘はどうなんだ?って

うーん
正直言いますと、原作と違うから何ですか?って話です。

いや、企画とか脚本とか手を出しているので、
原作通りじゃなきゃダメっていう幻想とか固定概念は見向きもしません。

むしろ、原作よりレベルが下がったりしてたら僕も文句を言いますよ?
ドラゴンボールのハリウッド映画とか……

今回の作品はしっかりと出来た作品です。

そもそも、
押井監督が原作通りに作るとお思いですか!!(敬愛を込めて)

敬愛と言いつつ、そこまで好きでも無いんですがね(遠い目)

いや、押井監督の作品作りへのプライドと言いますか、
揺るがないその、押井節には敬愛を込めます。

作品作りにおいて、ファンに媚びたら、クリエイターとして死んでしまいますからね。

さて、
酷評には、
「押井は分かっていない」
「押井に作らせたらこうなる」
とかアンチな方が多いですね。

押井監督がそういうクリエイターだと理解しているんですね。

じゃあ何故観に行った!( ̄□ ̄;)

ってことですよ。
分かってて行ったんだから文句言うんじゃないよ。
そもそも「一般向け」を趣旨としてるんだから、
パトレイバーへの愛は少し我慢しなさいよ。
と、若輩者の僕が言ってもあれですが。



では、本編について。

面白い切り口でした、
エピソード0のほとんどのナレーションはシバシゲオ(千葉繁)で、
原作(初代)から三代目への移り変わりを、
ナレーションでしっかりと話されていました。

まあ、今までの隊員のその後については、確かに文句言いたくなるかもですが、
新しいパトレイバーを作るんですから、
ご引退していただかないとね。

というか、舞台は2013年。
原作の時代設定から20年は経っている。
おばさん、おじさんになった彼らを観たいかと言ったら……ねえ

そのナレーション。そして、シバシゲオの嘆き。
ただ聞き流すだけで終わっちゃいけない。

脚本家脳はビビビンときましたよ。

社会風刺が!
押井節が!

軽く言うと
レイバーがそこら中にあった時代(バブル期)から
とんと、経済不況となり、
レイバーも減り、相互的に、レイバー犯罪も消え、
自衛隊や警察のレイバー隊の必要性が薄れたと

……ホント、現代風刺だ。

縮小に縮小を重ね、
二個小隊だった「特車二課」も今や1小隊のみ。

小隊を6名で運用するためには
3名ずつの交代制。(何時間交代だっけ……)
もうもう、ブラック企業ばりの体制。

なのに!事件が起きない。

これ程ない不条理を主人公たちに与えた監督。
あ、脚本は押井さんです。

第一章は起承転結の起ですし、
特段、大きなことが起こらないので、
まだ批評しにくいですね。

ちょっと胸熱だったのは
シバシゲオ(千葉繁)がバイクに乗って帰宅したり戻ったりってとこですかね。
キャラの描き(表現)方も面白いです。

内容はこのくらいとして、
実写化は成功だと思います。

SF、ロボット物
近年の映画の中では見応えのある映画になって行くんじゃないかと予想します。

もし、ネットの酷評で左右され、観ようか悩んでいる方。
悩むくらいなら観てみてはいかがでしょうか?

SF好きなら、面白いと思いますよ。

パトレイバーへの愛が強い方は……
愛で克服して下さい。

漫画は、ゆうきまさみ先生のパトレイバー。
(実写)映画は、押井守監督のパトレイバー。

そう割り切らないと。

それでも、文句があるのなら、
みんなで資金調達して、映画を作るしかないでしょうね(´○w○)
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theme : 邦画
genre : 映画

プロフィール

時丘晃

Author:時丘晃
脚本家を目指しております。もともと独学で書いておりましたが、本格的に脚本で生きていこうと思い、2014年よりシナリオのスクールに通いつつ、今まで通りの生活をしております。
アニメ制作会社にて制作進行を経験。
ゆくゆくは、アニメのシナリオライターをメインにしていきたい。
漫画原作もいいですね。

経歴としては、
【表現集団クリエイト】
表現集団クリエイト
http://create-eg.com/
ボイスドラマ
「王立騎士団ミステク調査隊」
主宰・脚本・演出(音響監督)

【FLYHIGHS】
http://flyhighs.web.fc2.com/
ボイスドラマ
「茜染めし青葉の夜」
脚本

【声優ユニット「演劇集団チキンラン」】
http://chickenrun.webcrow.jp
ショート公演
「第32回ながしろ祭~恋だ!ヘビだ!?青春だ?!行くぜ県立永白高校~」
脚本・演出

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